クロマツについて
抵抗性クロマツを植えます。
通常のクロマツの苗木ですと、せっかくしょくりんしてもすぐに松くい虫(マツイザイセンチュウ)にやられて、枯れてしまいます。数度の試験をクリアした、耐性クロマツを植えることで、大きな海岸林に育てることができます。
しかし、この耐性クロマツは生産に労力がかかるため、1本800円と高価です。
※重要なお知らせ
苗木の購入に関するご報告 苗木をずっと安く購入できることになりました!
1本800円 → 63円に! 目標本数も14,000本に
「苗木forいわき」プロジェクトを始めるにあたり一番考えたことは、
クロマツの苗木をいかに安く、確実に確保するか、ということでした。
クロマツには松くい虫という脅威がありますので、松くい虫に強い『抵抗性クロマツ』しか
海岸に植林することができません。
『抵抗性クロマツ』の苗木を出荷するためには、これまで「マツノザイセンチュウ」の接種を
2回程度して、生き残ったものだけが、苗木として販売されるという大変手間のかかる工程を
必要としました。そのためどうしてもコストがかかり、価格が高くなります。
みなさまには相場である1本800円で寄付をよびかけさせていただいていました。
しかし、プロジェクトを開始してから素晴らしい出会いがありました。
いばらき林業種苗組合のみなさまで、抵抗性クロマツを、抵抗性の遺伝子をもった種から
生産する技術を確立され、生産されていました。予防接種を必要としないため、時間も労力も
かなり下げることができ、大幅なコストダウンを達成されています。イノベーションです。
その、いばらき林業種苗組合のみなさまが、「苗木forいわき」プロジェクトの趣旨に
賛同してくださり、苗木を廉価で大量にお分けいただけることになりました。
それにより、苗木の目標本数を14,000本にし、より大きな貢献ができるように上方修正いたします。
本数が増えるとより管理に人手や時間が必要となるので、1口3,000円のうち、苗木購入額と
保育管理費の比率は変更させていただきました。
(1口3,000円=苗木代14本約900円 保育管理費2,100円)
いわきの海岸林のクロマツも、時間の経過とともに倒れなかったけれど塩害によって立ち枯れし
しまった木が増えています。必要な苗木本数も大きく増えることになります。それにも対応できるように、
取り組んでいきます。引き続きのご支援よろしくお願いいたします。